主な事例を紹介します。
業務改善
保守案件ごとに必要な書類の作成時間を半日から1時間に短縮
(大手保険業/システム保守部門)
保守案件発生ごとに必要書類6点の作成が業務規定で定められており、それまでは既存の書類をコピーして逐一記入していたが、別の書類の項目間で同期を取る必要があり、作成に手間がかかっていた。そこでVBAマクロでツールを作成し、フォームに必要事項を記入して生成ボタンを押すだけで6点の書類を自動で生成できるようにした。これにより、当該書類作成の所要時間が半日から1時間に短縮された。
保有資源情報のDB管理により情報利用推進
(インターネット附随サービス業/営業部門)
どの業務がどのサーバをどんな用途で利用しているかという情報について、これまで共有フォルダに置かれたExcelファイルで管理していたが、更新がおろそかになるなど利用したいタイミングで利用しづらい状況があった。そこで情報をDBに投入し、イントラネット上にWEBアプリを構築して、情報の更新と利用が簡単にできるようにした。
IT導入支援
Excel管理のデータをAccessへの移行により業務効率化
(情報処理サービス業/業務部門)
従来、Excelの一覧表で管理していた顧客情報をAccessへ移行し、IDをキーにして顧客情報を検索および表示する機能、及び業務上必要な帳票を印刷する機能を設けることで業務の効率化を図った。本格的なシステム化ではなく企業全体としてみれば部分最適化に過ぎないが、目下の業務が回らなくなってしまうということで急務ではあるが支援することとなった。
EC機能の追加で利用者増加・売上増加狙う
(協同組合/事務局)
従来から会員向けに商品の取次販売を行っていたが、電話かFAXでしか注文を受け付けることが出来なかった。そこで、既存のWEBサイトに会員向けのサービスとしてECの機能を追加してインターネットからも注文を受けられるようにしたほか、EC機能をリリースするに当たり商品販売業務のフローを整理し、再定義を行った。
プロマネ支援
サーバ群のデータセンタ移転プロジェクト
(インターネット附随サービス業/営業部門)
サービスの為に自社オフィス内にサーバを数十台保有し運用管理を行っていたが、社屋の移転に伴いサーバ類を全てデータセンターに移転。予算やマスタスケジュールの策定及びそれらの役員への説明、並びに予算管理等はプロパーのPMが行い、その補佐役として詳細スケジュール(WBS)の作成とそれを用いた進捗管理、課題管理、メンバーの作業調整等を行った。
客先常駐のPMに代わり開発現場をマネージ
(中堅SI業/システム開発部門)
客先に常駐しているプロパーのPMが予算管理、人員調達、顧客調整等を行い、私は開発現場のリーダーとして詳細スケジュール(WBS)の作成と進捗管理、課題管理、PMへの日々の状況報告を行った。結果的に予定より1週間ほど前倒しで作業が完了した。
ユーザ企業の小規模開発でPM導入
(インターネット附随サービス業/開発部門)
ソフトウェア開発専門の会社ではなく、しかも小規模な開発や保守が多いため、プロジェクトとしてではなく定常業務の合間に開発や保守を行っていた。そのため納期があってないような状態だった。ところが、納期が重要なある小規模な開発案件をプロジェクトとして実施することにより、技術者が開発に専念する環境を作り、程よい品質で納期に間に合わせることができた。
技術支援
データベースチューニングにより障害復旧
(中堅アパレル業/管理部門)
店舗管理者向けの情報システムにて、ある日を境に閲覧ができなくなるトラブルが発生した。調査の結果、リクエストのタイミングでCPUが高負荷になっており、リクエストがタイムアウトしていることが判明。データベースのチューニングを実施したところ、処理の負荷が改善し元通り閲覧ができるようになった。
サーバ群の整理・統廃合と仮想化によりコスト削減
(インターネット附随サービス業/技術部門)
サーバ数が多く利用効率が良くなかったが、サーバ毎に用途を整理しサーバを統合した結果、使用しているサーバの利用効率が上がり、余剰となった古いサーバを廃棄することができた。また、新しいサーバに仮想環境を構築し、いくつかのサーバをさらに統廃合した。結果として省スペース化・省電力化が進み、かつ、外部委託していたサーバ監視にかかる費用の削減につながった。